Project

プロジェクト

『はやぶさ2プロジェクト』

「はやぶさ2」では「はやぶさ」で培った経験を活かしながら、太陽系の起源・進化と生命の原材料物質を解明するため、小惑星リュウグウを目指します。「はやぶさ2」が目指す小惑星リュウグウを探査することにより、惑星の起源だけでなく地球の海の水の起源や生命の原材料をも探求するプロジェクト。

惑星物質試料受入れ設備に設置するクリーンチャンバ
第3-3室、第4-1室、第4-2室、
窒素ガス循環精製装置の製作 を納入
納入先:(国研)宇宙航空研究開発機構 殿

「はやぶさ1」の経験を生かして

よりトラブルの少ない確実な作業性の向上を目標に制作いたしました。
また、持ち帰られるサンプルは有機物や含水鉱物をより多く含んでいると考えられており、より高度な環境計測をできるように工夫をもたらしました。

天井窓式の専用チャンバーを設置

秤量されるサンプルサイズを検討し「はやぶさ1」とは異なる形状のチャンバーを設置。
これにより比較的大きなサンプルの作業性や視認性の向上のためのLEDを設置いたしました。
また、対面2人での作業を可能として作業の冗長性を増しました。

ユニット形式の採用による拡張性

「はやぶさ2」帰還までに想定される実験についてチャンバーを一部ユニット形式を採用することで

性能を落とすことなく新しい実験ユニットを接続することを可能にいたしました。

はやぶさ2の帰還、試験運用の開始

すでにサンプル採取には成功したと報道されております。今後さらなる小惑星リュウグウでの調査のち地球への帰還が始まります。

現在試験運転を行っており、作業の中いくつかの課題も見つかっております、それらを解決し装置の完成度をあげてゆく作業を行ってまいります。

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