特別な装置は特別な環境で製作されなければならない。そのため装置専用の部屋を作成し、組立作業が開始されましたが、熱がかからないようにゆっくり時間をかけて行う作業など、手探りでの進行となり、気が遠くなるような作業の繰り返しでした。
“はやぶさ”(MUSES-C)が、地球から約2億9000万キロ離れた小惑星(イトカワ)から表面の物質(サンプル)を地球に持ち帰りグローブボックス雰囲気下でサンプルの分析を行うという世界初の試みとなりました。その結果は、科学的意義の極めて大きいものと考えられています。
微小宇宙物質試料作業チェンバー(クリーンチェンバー)を納入
納入先:(国研)宇宙航空研究開発機構 殿