水素還元炉
本装置は、炉心管内を真空排気後、水素ガス雰囲気内で加熱処理する為の装置として設計、製作されたものです。
特徴
- 炉心管内が真空排気出来ます。
- ヒーター制御を4ゾーンにて行っていますので、炉内均熱が向上しています。
- 水素の排気は、ヒーターにより燃焼させ水素を大気中に放出しない構造になっております。
仕様
本体サイズ | 1075W×800D×713H(架台寸法) |
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炉心管サイズ | φ318.5×810L |
有効寸法(均熱範囲) | 250W×350L×50H |
内面仕上げ | バフ仕上げ(#400)-炉心管 |
真空度 | 6.65Pa以下 |
最高温度 | 各ゾーンの温調にて550℃(常用 350~500℃) |
均熱温度 | 均熱範囲で常用温度±5℃ 水素フロー 2.5L/min 常用温度に達してから保持1時間後 |
ヒーター方式 | 外熱式 セラミックファイバーヒーター |
電気容量 | AC200V φ18.0kW 1ゾーン当り 2kW |
制御方式 | PID制御(4ゾーン) 各ゾーンに2ケボリューム |
昇温速度 | 室温~500℃/1h(温調にて) |