真空電気炉

本炉は、金属・セラミック材料の焼結及び焼鈍等に使用される、高真空及び高純度Ar雰囲気の高温電気炉です。チャンバ一内にタングステンメッシュヒータ-及びリフレクター・冷却層を設けて、ターボ分子ポンプ・油回転真空ポンプ・操作盤等の構成により、昇温、冷却等の自動運転が出来ます。

特徴

パスボックスに装着されているシリンダーとゲートバルブを作動させる事により、パスボックスを介して品物の出し入れが可能となっております。したがって炉内雰囲気を壊すことなく作業ができるので、高真空への到達時間が短縮されます。

仕様

炉真空度1.33×10-4Pa(無負荷時)
最高温度1700℃
昇温速度常温から1700℃まで100~120分以内
材質ヒーター タングステンメッシュヒーター 本体SUS-304
炉内有効寸法100mmφ×150mmH
冷却水20リットル/min. at 25℃ 2kg/cm2
冷却時間100℃まで120分以内

ユーティリティ

ヒーター20V×30kW(ダウントランス使用)
ターボ分子ポンプAC200V×0.48kVA
粗引用真空ポンプAC200V×0.75kW